勉強が得意な子、不得意な子。
個々で事情は異なります。
足が速い子、絵がうまい子、歌がうまい子。
こうした特徴と同じです。
もっとも、学校では、受験では、算数や国語、英語といった教科の勉強の力が要求されます。
そこで今回は、勉強が苦手な子への対処法というテーマでまとめていきます。
1 好き嫌い?
勉強が好きな子。
あまりいないのではないでしょうか。
勉強は、「勉めて強いる」と書きますので。
何か辛いこと、大変なこととのマイナスイメージがつきがちです。
本来勉強とは、人間の知的欲求を満たし、人生をより豊かにするものであるはずですが…。
子どもが勉強をしていくうえで必要なことは、勉強自体を嫌いにならないこと。
小学校時代に嫌いになってしまった科目が、中学校や高校で好きになる。
あまりないのではないでしょうか。
2 対処法
では、どうすべきか。
ポイントは2つあります。
1つ目は、長所を伸ばすこと。
誰でも好きなこと、興味のあることがあります。
それを伸ばすこと、まずはそれに打ち込ませることが必要です。
苦手なこと、嫌いなことに取り組むのはそのあとで問題ありません。
2つ目は、成功体験を積ませること。
できるようになる、達成感がある。
そうした経験や体験が不可欠です。
教科の勉強でも、各々は別個ではなく、つながっていることも多々あります。
上手く行ったことをほかで使う。
そんなこともできるかもしれません。
3 まとめ
無理やりやらせる。
必要な場面はゼロではないでしょう。
もっとも、嫌いになる、マイナスイメージがつく。
そのようになってしまうと、逆に遠回りになります。
まずはできることを増やす、長所を伸ばす。
意識していきたいですね。