子どもがどうしても勉強しない。
勉強を始めても、集中が続いていない。
こうした状態に悩む保護者さまは多いと思います。
勉強、好き嫌いはあります。
教科によってもやる気は異なるでしょう。
そこで今回は、そうしたお子さんへの方向づけ、どう勉強をする方向に導いていくか。
そのコツをお話していきます。
1 勉強をしない理由
勉強をしない理由。
身が入らない理由。
ポイントは2つです。
1つ目は、そもそも興味がないということです。
興味がなければやる気は起きません。
大人になれば、嫌なこと、やりたくないこともやらなければならないと理解をすることはできますが。
子どもは通常理解はできません。
スマホ、SNSの普及により、面白いモノは世の中に溢れています。
時代は変わっています。
2つ目は、できるようになっている感覚がないことです。
勉強は「わかる」と「できる」に分かれると言われますが。
「わかる」という感覚がなければ、その先へは進みません。
もちろん、やりたくないという心理的ブロックが邪魔をし、「わかる」に至る行動をしていないケースもあるでしょう。
もっとも、「わかる」喜び、楽しさを知らないという面もあります。
「わかる」という感覚を積み上げていくことが必要です。
2 解決策
では、どうすればよいのでしょうか。
具体的な方法は以下の2点です。
1点目は、「わかる」「できる」体験を積ませることです。
簡単、場合によってはものすごく簡単・基本とも思われる問題から、取り組ませるようにしましょう。
「わかる」、そしてその後の「できる」という感覚を持つことにより、楽しくなったり、積極的になったりします。
タイミングはいつ来るかわかりません。
難しいもの、本人のレベルに合っていないものを続けていては、さらにやる気がなくなってしまいます。
2つ目は、勉強をしている姿を見せることです。
忘れがちなのが、この姿勢です。
人生は勉強。
大人になって勉強をしないことは間違っています。
勉強をしている姿を子どもに見せること。
これが特効薬です。
勉強の大切さ、面白さを、背中で見せること。
これが子どもの意識の変化につながります。
3 子どもと共に成長を
子どもと共に成長を。
これが大切です。
勉強をする資格があるのは、子どもだけではありません。
人生は勉強。
共に成長できる環境づくりを目指したいですね。