最近は小学校でも英語教育が行われるようになりました。
もっとも、英語は外国語。
苦手意識を持つお子さんも少なくありません。
何ごともはじめが肝心。
苦手意識や、マイナスイメージがついてしまうと、良い方向に持っていくことが難しくなってしまいます。
そこで今回は、英語の勉強のはじめ方、苦手意識の克服方法についてご紹介します。
1 英語はなぜ難しい
英語が難しい理由はいくつかあります。
大きな理由の1つは、英語と日本語とで単語の並び順が異なることです。
たとえば、こんな文があります。
He went to the museum with his friend yesterday to see many objects.
日本語に訳すと、「彼は多くの展示品を見るために昨日友だちと一緒に博物館に行った。」となります。
このように、英語は日本語と違って、He(彼は)のあとは文末から訳していくような形となります。
この違いは、英語を耳で聴いたり、英文を読んだりする際の最初の壁・難所となって現れます。
2 克服方法
では、どのように克服していけばよいでしょうか。
克服方法は、次に来る語をイメージすることです。
先ほどの例でいえば、He(彼は)→ went(行った)→ to the museum(博物館に)→ with his friend (友だちと一緒に)→yesterday(昨日)→ to see many objects(多くの展示品を見るために)となっています。
次に来る語をイメージするとは、He(彼は)のあとに『何をしたのかな??』、went(行った)のあとに『どこに行ったのかな??』、to the museum(博物館に)のあとに『誰と行ったのかな??』のように、イメージをしながら読んでいくことです。
こうすることで、物語を読むように、意味をつなぎながら読んでいくことが可能になります。
3 簡単な文から始めましょう
簡単な文から始めて、徐々にレベルを上げていくこと。
これが大切です。
もちろん、単語を覚えたり、暗記が必要なところもあります。
しかしながら、英語はコミュニケーションツール。
英語を学び、英語を知ることで、世界が広がります。
世界中の人々と話せるようになります。
基礎から楽しく勉強をしていきましょう。