勉強に限らず。
子ども1人1人では集中力が異なります。
基本的には、好きなことや夢中になれることであれば集中できるのでしょうが、勉強のような「基本的には」嫌いと思われることにないしてはどうしても集中できない。
これが普通かもしれません。
ではどうすればよいのか。
今回は、集中力のない生徒への対応というテーマで、いくつかの視点から検討してみます。
1 わかった・できたという感覚
子ども、特に小さい子であればあるほど、このわかった・できたという感覚が大切です。
大人であっても同じ。
この感覚がなければ、次へのエネルギーは生まれません。
はじめは簡単なもの、やさしいものからで構いません。
実学年にそぐわないものであっても、できれば、解ければ、嬉しいものです。
勉強は加速度的にできるものです。
学力の伸びグラフは、一定ではありません。
爆発的に伸びる子も多くいます。
はじめが肝心、苦手意識を持ちそうになったときが重要です。
2 時間を区切る
短い時間から始めましょう。
そもそも、集中力は長く続きませんし、好きなことでなければ当然のことです。
ニンジンをぶら下げる、ご褒美をあげる。
常にこうしたことをすることはよいとは言えませんが、〇〇ができたら休憩、△△ができたら散歩や運動などなど。
集中できる環境を整える、外部・周辺を固める。
これが大切です。
3 まとめ
集中力は一朝一夕にはつきません。
訓練が必要です。
もっとも、訓練をすることで確実に増していきます。
できるという感覚、短い時間集中できたという感覚。
これを積み重ねていくことが大切ですね。