宿題をしない理由

生徒が宿題をしない時、教師としては頭ごなしに叱るのではなく、原因を探る必要があります。
よくある理由をいくつか挙げてみます。

1.宿題のレベルが合っていない。
例えば基本問題を解説し、応用問題を宿題に出した場合。
教師が何も考えずにテキストの順に授業を進めると、時間の関係でこうなってしまうことがあるようです。
これが何度か繰り返されると、生徒は宿題をする気が失せてしまいます。
あるいは集団塾の宿題が生徒のレベルに合ってない場合は、そのクラスのレベルがご本人には難しすぎる可能性があります。
集団塾でレベルの合わないクラスにいるのは時間とお金の無駄であるばかりか、ご本人の意欲や自尊意識の低下に繋がりますので、速やかにクラスを変えてもらうか退塾することをお勧めします。

2.宿題の量が多すぎる
 生徒さんのライフスタイルは多様です。
 1日あたりの塾や家庭教師の宿題に割ける時間はどれくらいかを聞き取り、何分でどれくらいの量ができそうか見当をつけた上で、日割りで宿題を出すのが望ましいです。
この時大事なのは、無理のない量にすること。
 この教科は1日何ページすべきかも生徒に伝えておきましょう。
 保護者様にも宿題の箇所と共にそれを伝え、協力が得られそうなら毎日声かけやチェックをお願いします(その日の分をしたかどうかのチェック。丸付けまでして頂く必要はありません)。

3.メンタル面
 勉強が心底嫌でたまらない、またはうつ状態などの理由。
 これらは一般の学習塾で対処するのはほぼ不可能です。
 無理に続けるのは状態を悪化させることにもなりかねませんので、(手前味噌ですが)こうした問題を抱えた子どもへの対応に長けた家庭教師に依頼しましょう。
 うつ状態なら治療を優先し(不眠や過眠、生活リズムの大幅な乱れ、食欲不振などが受診の目安になります)、先に精神科(心療内科)を受診した上で、ドクターの助言を基に今後の勉学をどうするかについて考えてもよいかもしれません。