精神医学用語ではない言葉たち②

HSP(Highly Sensitive Person)とは「極端に感受性の強い人」という意味である。
発達障害の症状のひとつである感覚過敏に加え、敏感で傷つきやすい気質を指している。
子どもの場合は、HSC(Highly Sensitive Child)という。

これらはある心理学者が提唱した概念であるが、診断名ではなく状態につけた名称であり、精神医学では採用されていない。

だからといってこの概念が無益であるとは言えないが、
「私はHSPか発達障害かどちらだろう?」とか「うちの子は発達障害ではなくHSC」などという声が発達障害児者およびその周辺から聞かれるので、
次元の異なる概念を比べてどちらに属するのか考えるのは無意味であると伝えたかった次第である。