新型コロナと不登校の子どもたち

中国武漢でウイルスによる患者が多数出ているというニュース、ダイヤモンド・プリンセス号でコロナ患者が増えているというニュース、それらを見ている時はどこか他人事のような感じがしていました。
それが一挙に広がり、緊急事態宣言とステイホーム。今は少しずつ日常生活に戻ってきたとはいえ、いつになったら収束するのか、目に見えないウイルスへの恐怖はなかなか消えません。

映画館が閉鎖になる少し前に「HUKUSHIMA50」という映画を観てきました。
その中で「我々は何か間違っていたのだろうか?」という問いかけに「10m以上もの津波なんて来るわけがないと自然を侮っていた我々が間違いだった」という返答がありました。
新型ウイルスも、科学の進歩で何でもできると自然を甘く見ていた現代人への警告ではないかと思うのです。自然の驚異の前になすすべがない人間の弱さをつくづく感じました。

このコロナは「いつまで続くのかわからない」「どんな形で収束するのかわからない」という先が見えないことが人々に大きな不安を生みだしています。
しかし、緊急事態宣言が出されているときはどうすることもできませんでした。
私自身、毎日ビッシリだったスケジュール帳が真っ白になり、家にいることが多くてストレスが溜まっていきました。
そこで「こうなったらのんびりしよう」と発想を転換し、動画配信で映画やドラマをどんどん観ることにしました。
今まで忙しくてドラマとかをほとんど観ることはなかったので、今までの分を取り返すようにはまってしまいました。

不登校の子どもたちも、同じような状況ではないかと思うのです
今、相談にのっている不登校の子も「この状態がいつまで続くのか」「いつかは立ち上がると言われても、どんな風に立ち上がれるのか」といった先がみえない不安が本人や保護者を苦しめています。
不登校の子どもは、エネルギーが枯れた状態で、その時に無理やり動かそうとしても本人を追い詰めるだけだと言われています。
こちらから何もできない時、動きようがない時は、今の状態を受け入れるしかないのだと思います
先のことが心配になるのは当然ですが、少し立ち止まって今を楽しむ、あせらず今できることをやっていくことで少しずつエネルギーを蓄えていけるのだと思います。

私たちは未知のウイルスの前では無力です。
想定外のことが起こればどうしてよいかわかりません。
でも自然に任せる、じたばたしないということは、走り続けている現代人にとって必要なことではないでしょうか。

不登校で苦しんでいる子どもたち、保護者の方々、今の状態を受け入れるという所から始めてみませんか。

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新型コロナと不登校の子どもたち” に対して1件のコメントがあります。

  1. 塚本登美子 より:

    大賀先生の投稿拝読いたしました。
    全くその通りですね。
    改めて痛感いたしました。

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